パテ造型 2作品目
ウルトラセブン 第12話『遊星より愛をこめて』登場 スペル星人 スクラッチ作品
第7回 複製の完成
今回は、複製を行います。
ドローメと同様に、シリコンとレジンキャストを使用した、本当?の複製です。
少々高価な作業になりますが、精度の高い複製が簡単にできるので、ここぞ!!って時に使用しています。
① 粘土
基本を守って、片側を粘土に埋めてシリコンを流し込む方法で製作します。
ドローメを複製する時に購入した、100均の油粘土は気温が上がると、ベタベタになって苦労しました。
なので、今度は基本通りに『ほいく粘土』を使用します。
ブロック状の型枠(10年以上前に購入したので、メーカー不明)に粘土を設置します。
自分の場合、粘土はきっちりと均さずに、ある程度凸凹があっても気にしません。
原型のエアー抜きを考慮しながら原型を配置するので、結局は凸凹になります。
極端に薄い個所があると、シリコン型が歪む可能性もあるので、その辺りには気を配ります。
粘土に原型を埋めたら、材料を流し込む経路を5mmのプラ棒を使って配置します。
最後に、ダボを作る為に5mmプラ棒の先端を丸めたものをスタンプしていきます。
② シリコン
シリコンは、これもドローメを複製する時に購入したGSIクレオス製です。
それまで信越シリコン製を使用していたのですが、安くて入手し易いGSI製に浮気をしてみました。
ちょっと流動性が悪くて、硬化後も硬いかな?との印象ですが、問題は無いと思います。
原型の表面のみ刷毛でシリコンを塗布したら、後はなるべく空気が入らない様に流し込みます。
硬化に半日待ったら、片面も行います。
シリコン型が完成したら、キャストを流し込む為の入口と出口を開けます。
③ キャスト
10年位放置していたプラキャストでドローメを複製したら、下地のサフが固まらずに、触ると取れてしまう状況でした。
キャスト単品で硬化させたら、上部に液体が滲み出てきました。
なので、アクリル洗剤を入れた鍋で煮沸しても、クレンザーで洗っても無駄でした・・・
劣化していると判断して、新しいキャストを購入しました。
今回は個人的な複製で、量は必要無いので『ホビーキャストNX・アイボリー』を購入しました。
500gで、2,000円でした。
④ 複製品
エアーの抜きが悪い個所を修正したものがこれです。
次回は、完成まで行います。
<ひとり言>
以前にユージンから、スペクトルマンのゴリやラーに怪獣がセレクトされたシリーズがありました。
後期だった為に、出来はかなり良かったのですが、カプセルフィギュアの人気低迷により、PART2まで発売されましたが・・・
なので、公害怪獣のフルコンプってのも良いかな?
でも、フルコンプ途中で止まっている、イナズマンFのデスパー怪人も作りたい・・・
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テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2016/04/25(月) 23:50:21|
- (完)スペル星人 HGサイズ
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